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備えるを考える☆防災・防犯・保険

備えるを考える☆防災・防犯・保険

●海外旅行の保険

【海外旅行傷害保険】
海外では健康保険が利きません。海外での医療費は高額になるため、海外旅行の際には保険加入が必要不可欠だと思います。ただ、クレジットカードに保険が付いていれば、保険の内容にもよりますがあえて別に加入する必要はないでしょう。以下にポイントを記載します。

●一般的な海外旅行傷害保険では、旅行中に発生したケガや病気であることを医師の所見などで示し、旅行を終えて3日以内に治療を始めれば、原則、保険金が出る。(3日を越えると保険金の支払対象とならない。)

●通常は対象外の歯科疾病でも明らかに原因が旅先であり、3日以内に治療を始めていれば、保険金が出る。(例えば旅行先の食事に起因する歯肉の腫れなど)

●日本に帰って来てからの治療については、旅行後3日以内に始めなければ、保険金の支払対象とならないが、伝染病は別。コレラ、O-157、エボラ出血熱、そしてSARS・・・、これらについては、旅行期間終了後30日以内に医師の治療を開始すれば保険金に支払対象となるらしい。潜伏期間等に配慮した取扱いと思われる。

●損害保険では戦争による損害は保険金の支払対象外。ただし、テロによる損害は個人向けの損害保険では支払対象となる。米国テロでも保険金は支払われている。

●保険金請求に必要な医師の診断書作成に数千円かかる病院もあり、保険金より経費が多くなることもあるので注意が必要。

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☆☆☆☆☆保険内容が、2004年10月からパワーアップしています。☆☆☆☆☆
どこが充実したのか、以下に記載します。

○保険金がでる感染症の対象が拡がりました!
コレラやSARSなど、潜伏期間が長い特定感染症の場合は、旅行終了後「30日以内」に医師の治療を開始すれば保険金が支払われることになっていますが、「鳥インフルエンザ」「ウエストナイル熱」「腸チフス」「リッサウイルス感染症」「ハンタウイルス肺症候群」などが新たに対象となりました。これにより、日本人旅行者が海外で感染する可能性のあるものは、ほぼ対象となったようです。

○空港などの安全確認検査のためにスーツケースのカギを壊された場合にも修理費が保険でおります!

○渡航予定先でテロが起きた場合や、避難勧告が出された時のキャンセル費用も保険の対象になります!

○旅行の同行者が旅行先で入院し帰国が延びた場合、保険の補償期間が72時間まで自動的に延長されます!

○ツアー旅行中に病気やケガで別行動となってしまった場合に、工程にも戻るための交通費や宿泊費も補償されます!

○航空会社に預けた荷物の到着が遅れた場合に、購入費が補償される物について、追加がありました!
…今までは衣服、生活必需品に限られていましたが、旅行鞄など身の回り品の購入費用も追加されました。

○航空機が遅れて乗り継ぎ便が利用できなくなった場合の補償範囲が拡充されました!
…今までは「現地での宿泊料」などとなっていましたが、「航空機に代わる交通機関を利用した場合の交通費」も契約金額の範囲内で補償されます。

以上ですが、この補償内容の充実に伴う保険料のアップはないとのことです。事実上の値下げということでしょうか。



☆☆☆カードに付いている海外旅行保険(2006年12月02日NEW!) ☆☆☆

クレジットカードに付いている海外旅行保険(海外旅行傷害保険とも言います)は、特段の加入手続きをしなくてよいので便利ですが、以下の点に注意が必要です。
(1)通常、あくまでおまけ的なサービスなので、補償額が少ない。
(2)カード付帯ではない海外旅行保険では対象となる疾病死亡の補償がない。
(3)クレジットカードで旅行代金等を支払った場合が対象となるなど、保険の適用に条件がついているものがある。

なお、クレジットカード付帯の海外旅行保険が複数ある場合、死亡保険金は一番高いカードの金額、それ以外の治療費用などは合算金額が補償の上限になります。

また、治療費用が実費になります。定額払いの生命保険とは異なります。

クレジットカードの海外旅行保険の補償の上乗せの海外旅行保険もあります。海外旅行に行かれる際は、補償内容を確認してみるとよいでしょう。



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